義歯(入れ歯)

入れ歯の種類

入れ歯には、大きく「総入れ歯」と「部分入れ歯」の2種類があります。

入れ歯の種類

総入れ歯

歯がすべて失われた場合、全部を人工の歯で補った入れ歯になります。部分入れ歯と違い、歯茎のみで入れ歯を支える必要があり、面積が大きくなります。

部分入れ歯

1本から数本の歯を失った場合、欠損している部分だけを人工歯で補います。この場合、残っている歯にバネを掛けて入れ歯を固定します。

保険でできる治療

保険でできる保険治療には、費用が安いというメリットがあります。その半面、歯の色は決まったものからしか選べないなどの制限もあります。

費用 保険適用
通院期間 2回~5回

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは、金属のバネがないので、入れ歯が分からないほど審美的に優れていることが特徴です。また、ペットボトルと同じ「PET」という素材でつくられているため、軽くて壊れにくいという利点があります。
デメリットとしては、総義歯などの多数歯の欠損の場合は利用できない、修理は困難という点があります。

2本以下 132,000円
2本以上 154,000円~

※価格は税込みです。

費用 11万円~22万円
通院期間 2回~5回

※価格は税込みです。

金属床義歯の特徴

義歯の粘膜に接する部分を金属にした義歯です。金属床義歯は、保険適用のプラスチック義歯と比べて熱伝導性が高いため、食べ物の温度が伝わり、食事の味わいがより楽しめるというメリットがあります。
また、話しやすい、清潔さを保てる、薄くて丈夫、装着感が快適、などの利点もあります。
デメリットとしては、高価であり、修理が難しいなどがあります。

費用 コバルト22万円、チタン33万円、金44万円
通院期間 2回~5回※治療によって変動

※価格は税込みです。

コンフォートデンチャーの特徴

コンフォートデンチャーの特徴
生体用シリコーンを素材に使った入れ歯で、シリコーンが歯茎にかかる力を分散化するため、入れ歯全体を使って噛むことができます。噛む力も高まり、フィット感もあります。デメリットとしては、調整・修理が困難であることなどが挙げられます。
費用 11万円
通院期間 2回~5回

※価格は税込みです。